今回は初心者のためのオブジェクト指向でよく使う用語の解説を行っていきますね
目次
object(オブジェクト)
オブジェクト指向のobject(オブジェクト)=「モノ」です。
「モノ」とは、周りにあるものすべての「モノ」のことです。
人間や犬などの生き物から、机や椅子、自動車なのどの実態のある物、空気や天気など実態のない物まですべて「モノ」となります。
しかし、大丈夫です。
オブジェクト指向型のプログラミングを実際に行って行くうちに、だんだんと理解できていきますから今の時点ではこういうものなんだなくらいに思っておけばOKですよ!
class(クラス)
class(クラス)=「モノ」の設計図です。
その「モノ」がどのような情報/属性を持っていてどのような動作(アクション)をするかをまとめた設計図です。
例えば自動車という「モノ」のクラスはこんな感じですかね
- 情報/属性
色
排気量
乗車人数
- 動作
アクセル
踏むとスピードが出る
緩めるとスピードが落ちる
ハンドル
右にきると右へ曲がる
左に切ると左に曲がる
もちろん自動車はまだまだいろんな情報や動作を持っていますが、上記はあくまでもクラスのイメージです。
このクラスの設計の良し悪しでそのオブジェクトが決まってしまうぐらい大事なものです。
property(プロパティ)
property(プロパティ)=クラスが持つ情報/属性の事です。
自動車クラスの例でいけば、色や排気量、乗車人数がプロパティに当たります。
他の例では、人間をクラスで表す際のプロパティとしては、性別、身長、体重、生年月日などがプロパティとなりますね。
「モノ」を作成する際にもっておかなければならない情報/属性をクラスに指定しておきます。
メソッド
メソッド=モノの動作(アクション)の事です。
自動車クラスの例でいえば、アクセルやハンドルがメソッドに当たります。
他の例では、人間クラスでは、考えるや話す、歩くなどがメソッドになえいますね。
その「モノ」が実際にどのような動作を行うかあらかじめクラスに指定しておきます。
インスタンス
インスタンス=クラス(設計図)から実際に作られた「モノ」(オブジェクト)の事です。
自動車クラスをもとに実際に作ったトヨタ「ハリヤー」や日産「ノート」などの実際の自動車の事をインスタンスと呼びます。
他の例では、人間クラスからは、野球選手やパイロットなどの職業をインスタンスとしても良いかもしれません。
プログラミング的には、プログラムから実際に動作する形にすることを指します。
まとめ
初心者のためのオブジェクト指向でよく使う用語解説はいかがだったでしょうか。
実際にオブジェクト指向型のプログラミングを始めてみるまでは良く理解できないのが正直なところではないでしょうか?
今の時点ではそれぞれの用語はこんな感じの事だと思っておいてください。
実際にプログラミングをしていけばだんだんと理解していけますよ。
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