今回の記事は、プログラミングは初心者には難しいのか?について書いていきたいと思いますね。
初心者や一度プログラミングを勉強したけど挫折した人は必見ですよ。
覚えるべき【基本は4つだけ】なので、早速見ていきましょう!
目次
プログラミング初心者が覚えるべき4つの基本
結論を先に言っちゃうとプログラミングは初心者にとって全然難しいものじゃないですよ。
難しそうに見えるだけです。
なぜ、難しそうに見えるかというと、英語っぽい書き方と記号のオンパレードだからだと思います。
日本人は多かれ少なかれ英語に対し苦手意識があると思いますし、記号もいっぱい出てくると頭がより混乱するからだと思います。
もちろん、速くて人が読みやすい効率の良いプログラムを短い時間で作成できるようになるのは簡単なことではありません。
しかし、プログラミングの基本は4つだけ、初心者がプログラミングの勉強を行う上でこの4つの事だけ覚えておけばプログラミングは全然難しいものじゃなくなりますよ。
4つの基本
- インプット(入力)
- アウトプット(出力)
- 条件分岐
- 繰返し
この4つはプログラミングの基本となります。
極論を言えばプログラミングはこの4つを理解すればプログラムを動かすことができます。
当たり前ですが、行いたい処理を記述しなければプログラムは動作しません。
例えば、演算や文字列の検索などを行いたい時があると思いますが、そのような個別の処理は実際にプログラムを記述するときに調べれば良いのです。
これからインプット(入力)、アウトプット(出力)、条件分岐、繰返しについて説明していきますね。
実際のプログラムの記述方法はプログラミング言語で変わるため、勉強するプログラミング言語が決まったら必ずこの4つの処理を勉強し自分の物にしましょう。
基本の1つ目 インプット(入力)
インプットとは、プログラムの外から渡されるデータのことです。
もちろん外からデータを渡す方法は多岐にわたります。
代表的な方法としては、
- ファイルを読んでデータを取得する
- 画面に入力されたデータを取得する
- データベースに格納されているデータを取得する
などがあります。
インプットされたデータは、そのプログラムが動作するために必要なデータとなり、インプットされたデータをもとに処理を行い結果を導き出します。
勉強するプログラミング言語のインプット命令を理解しましょう!
基本の2つ目 アウトプット(出力)
アウトプットとは、インプットとは反対にプログラムの最終結果のデータを外に渡すことです。
インプットと同じで外へデータを渡す方法も多岐にわたります。
代表的な方法としては、
- ファイルに結果データを記述する
- 画面に結果データを出力する
- データベースに結果データを格納する
などがあります。
アウトプットするデータは作成したプログラムの結果です。
したがって、アウトプットしたデータが自分の思っていた通りのデータならプログラムは正常に作成できたことになりますし、間違っていたら作成したプログラム処理のどこかに間違いが潜んでいることになります。
プログラムのテストはアウトプットの内容を確認することが大事となります。
勉強するプログラミング言語のアウトプット命令を理解しましょう!
基本の3つ目 条件分岐
条件分岐とは、ある条件が満たされた場合に処理の分岐を行うことです。
例えば、ある商品の通販サイトでログインしてきた人の性別によって処理を分けたい場合などがあると思います。
- 男性:男性にオススメの商品を画面に表示する
- 女性:女性にオススメの商品を画面に表示する。
- 性別不明:男女ともにオススメの商品を画面に表示する
このような処理を行いたい場合に条件分岐を使用します。
よほど簡単で短いプログラムでもない限り条件分岐はほとんどのプログラムで使用されます。
条件分岐の命令語はほとんどのプログラミング言語では、if文とswitch文を使います。
if文
if文は、皆さんがイメージした通り「もし」と訳していいと思います。
if文は、上から分岐する条件を確認していき、「もし」条件に合致したらその合致した条件に記述した処理を行う命令文です。
男性商品表示処理
else if 性別 == 女性 { ←もし性別が女性だったら
女性商品表示処理
else { ←もし性別不明だったら
ユニセックス商品表示処理
}
switch文
switch文は、「切り替える」と訳していいと思います。
switch文は、データのパターンによって処理を「切り替える」命令文です。
case 男性 ←性別が男性だったら
男性商品表示処理
switchを抜ける
case 女性 ←性別が女性だったら
女性商品表示処理
switchを抜ける
case 不明 ←性別不明だったら
ユニセックス商品表示処理
switchを抜ける
}
今回のように性別で処理を分岐させたい場合は、if文とswitch文どちらでも記述できますが、if文は、条件式がイコールだけではなく不等号や2つ以上の条件を論理演算子(AND、OR、NOT)でつなげることができるため複雑な条件分岐にも対応できます。
すごく簡単に説明すると以下のような条件式を書きたい場合に使用します。
- AND:条件がAかつB
- OR :条件がAまたはB
- NOT;条件がAじゃない
勉強するプログラミング言語の条件分岐命令を理解しましょう!
基本の4つ目 繰返し
繰返しとは、ある条件の間は同じ処理を繰返し行うことです。
繰返し処理は、ある意味コンピュータを使う一番の理由ではないでしょうか。
人は慣れた処理でも間違いを犯す生き物です。
しかしコンピューターは、正しいプログラムさえ記述すれば、何万回、何億回、いや一生間違えることがなく同じ結果となる作業をやってもらえます。
繰返しの命令語はほとんどのプログラミング言語では、for文とwhile文を使います。
for文
for文は、そのままの意味で「~の間」という命令語です。
for文は、繰返し回数の条件が成立している間、記述した処理を回数分繰り返す命令語となります。
for (i==0; i<=10; i++) {
繰返す処理を記述する
}
i==0:初期化
i<=10:条件式、この場合は10以下になるまで処理を繰り返す。
i++:変化式 この場合は、for文に戻るたびiに1づつ加算されていきます。
i–のようにiを1づつ減算することも可能です。
iが11になると処理を行わずfor文を抜けて次の処理へ移動します。
for文にはいくつか種類があるので勉強する際に覚えていきましょう。
while文
while文は、そのままの意味で「その間」とい命令語です。
while文は、条件が成立している間、記述した処理を繰り返す命令語となります。
while (性別==男性) {
繰返す処理を記述する
}
性別==男性:条件式、性別が男性の間処理を繰り返す。
上記例では、性別が男性の間、同じ処理を繰返します。
while文は、for文のように回数分処理を繰り返すこともできますが、このように回数関係なく条件が成立している間に行う処理を行いたい時に使用します。
while文にもいくつか種類があるので勉強する際に覚えていきましょう。
勉強するプログラミング言語の繰返し命令を理解しましょう!
まとめ プログラミングは初心者には難しいのか?
今回の記事、「プログラミングは初心者には難しいのか?」はいかがだったでしょうか。
入力データを受け取り
↓
条件分岐や繰返しを駆使して処理を行う
↓
結果を出力する
ほぼ全てのプログラミングは、この流れでできています。
この基本的な流れさえ理解しておけば後は、個別の処理を書くだけです。
何回も言いますが個別の処理は、その都度調べて書けばいいのです。
良く使用する処理は、プログラミングの数をこなせば自然と身についていきますよ。
基本の4つを理解するだけ、簡単でしょ!
最初にも書きましたが、今回の記事はぜひとも初心者や前に挫折したかたに読んでもらいたい記事となっています。
もっと詳しく教えてなどありましたら遠慮なく無料相談でお問い合わせくださいね。
相談していただければ、わたしも大変うれしいですし、詳細をお返事しますよ。
魂ゴールのメルマガ「ゴールへのミチシルベ」
魂ゴールのメルマガ「ゴールへのミチシルベ」を始めます。
プログラミング言語や開発手法、ツールのトレンド、IT業界の最新情報などはもちろんですが、ブログではちょっと語れないIT業界裏話なども発信して行こうと思っていますよ。
不定期配信となりますが、みなさんに役に立つ情報を配信できるよう頑張っていきます。
無料相談受付中!
只今無料相談を受け付けています。
(^^)
現役システムエンジニア歴28年の私がプログラミングの不明点やわからない専門用語などなんでもよいのでこちらからご相談ください。
(*^▽^*)